内容説明
アイゼンハワーからオバマに至る歴代大統領と親密な関係を結び、彼らの政策に有形無形の影響を及ぼした宗教家の、主に冷戦期70年代までの思想と行動を“福音伝道者”という観点から解明した俊英の力作。
目次
序章 ビリー・グラハムとアメリカ
第1章 ビリー・グラハムという人物―ファンダメンタリストと「福音派」
第2章 「罪」の神学と「福音伝道者」としての職務観―理論的背景
第3章 冷たい戦争と魂の危機―「反共主義」とマッキンタイア
第4章 大統領の聖所と神殿―「サイレント・マジョリティ」とニクソン、ピール
第5章 「神の下の国家」の再建案―「市民宗教」とハットフィールド
結論
著者等紹介
相川裕亮[アイカワユウスケ]
1988年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、広島大学大学院人間社会科学研究科助教。専門は、アメリカ合衆国の政治史、政治思想史、キリスト教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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