ニッポンありゃまあお祭り紀行

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898149164
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0095

内容説明

おみこしぶっ壊しまくり!!泥神様と追いかけっこ!!でかくて困ったチンポコ踊り!!わははわははの笑え祭り!!抱腹絶倒、奇妙奇天烈な「ありゃまあ」祭りがどっさりだあ。

目次

和良比はだか祭り―千葉・四街道市
お走り祭り―兵庫・養父市
赤崎祭り―三重・鳥羽市
みこしまくり―長野・木曽郡木曽町
笑い祭り―和歌山・川辺町
あえのこと―石川・鳳珠郡能登町(旧鳳至郡柳田村)
勝山左義長―福井・勝山市
牛島えびす祭り―山口・光市
羽茂まつり―新潟・佐渡市
近江中山の芋競べ祭り―滋賀・蒲生郡日野町〔ほか〕

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年生まれ。作家。流通業界誌の編集長を経て書評誌『本の雑誌』創刊。写真家、映画監督など幅広い分野でも活躍を続ける。著書に『岳物語』(集英社)、『犬の系譜』(講談社、吉川英治文学新人賞受賞)、『アド・バード』(集英社、日本SF大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノーマン

35
幼い頃に地元の祭りを経験した人なら、なんか変なしきたりが腑に落ちなかったり、日頃は真面目そうに働いてる大人が羽目をはずす姿を見たりして育ってきたので、ここに出てくる風変わりなニッポンのお祭りがどことなく懐かしくなるんじゃないかな。福井からは勝山と美山のお祭りが。いいねぇ。勝山左義長、一度見に行きたい。男はいくつになっても泥んこが好きなのだ、とシーナさんは語るが、そのシーナさんすら逃げたという宮古島のパーントゥは泥は泥でもキョーレツすぎる…(笑)写真、撮り手のワクワクが伝わり、どの顔も素敵。2016/02/15

りょうけん

7
 全国の奇祭をテキトーに選んで、シーナがカメラマンとして取材に出かけたよ紀行。選定の基準は「ありゃまあ」な祭りであること。全部で23のお祭りが紹介されている。なにがどう「ありゃまあ」なのかは読んでください。 写真とルポ文章の本だけど、本文のすぐそばのPageにその関係の写真が全部載っていて読みやすい納得しやすい。良くあるこの類の本にありがちな、写真のPageだけは光沢紙で、それは真ん中辺りに集中的に入っていて、いちいち本文とそのPageを繰りながら見なければならないわずらわしさは無い。2008/03/05

こんぺいとう

4
旧来もともとの地域に根付いていたありゃまぁとつい言いたくなるような お祭りを椎名さんとその周りの師弟が全国中を回りに回った旅日記。 まだまだ、地域にこういうお祭りが日本にあるとおもうと、地方がまだ魅力的に思える。2016/03/01

zatugei

3
雑誌「自由人」に連載のお祭りレポートの単行本化。「ありゃまあ」の視点でお祭りをレポートするのが良い。コロナを経て、どうなっているのかと見てみるのも面白いかも。2024/10/30

ダージリン

3
なぜお祭りにあれだけワクワクさせられるかがどことなく伝わってくる。写真を通して伝わる楽しげな様子に読んでいるこちらの心も浮き立ってくる。「あえのこと」は名前だけは知っていたが、写真付きだとイメージが伝わる。こういう祭りが途絶えることなく、今後も残っていくことを願ってやまない。2013/09/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/504137
  • ご注意事項

最近チェックした商品