内容説明
ぼくの名前はオマル。シリアの、ボスラって町に住んでる…っていうか、住んでいた。政府への抵抗運動が広がって危険だから、田舎に逃げなくちゃならなかったんだ。そして、さらにおとなりの国、ヨルダンまで…。ぼくたち家族の旅は、いつまで続くんだろう?
著者等紹介
レアード,エリザベス[レアード,エリザベス] [Laird,Elizabeth]
イギリスの作家。夫の仕事の関係で、エチオピアやレバノンに長期滞在した経験を持つ。パレスチナの子どもたちを描く『ぼくたちの砦』、エチオピアのストリート・チルドレンを描く『路上のヒーローたち』、内戦下のレバノンを舞台にした『戦場のオレンジ』(いずれも評論社)など、問題作を次々に発表している
石谷尚子[イシタニヒサコ]
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。NPO法人難民自立支援ネットワーク理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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