慶長以来 新刀辨疑 現代語訳

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  • サイズ A5判/ページ数 455p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784898064658
  • NDC分類 756.6
  • Cコード C0072

出版社内容情報

『新刀辨疑』は安永八年(一七七九)年に刊行された日本刀の研究書で、古書として長く刀剣愛好家から支持されてきた。本書は同書の寛政増補版を現代語として蘇らせたものである。冒頭の「創剣論」で魚妙の鑑定に関する考え方を述べたあと、慶長期(一五九六~一六一四年)以後から刊行時までに制作された七〇〇を超える刀剣についての押形と解説や千二百名の刀工の出自、作風、評価等について記載し、巻末で刀工と目利きの歴史について述べている。現代語訳にあたって、新たに刀工の系図を作成し、刀工各派の様子の理解に役立つように工夫した。

目次
まえがき
巻一
或問/鍛錬法/磨事/砥礪次序/剣工略系
巻二
上々作列/上作列/上之中作列/上之下作列
巻三
中之上作列/中之中作列/中之下作列
巻四
刀略鑑/中心軌範(畿内)
巻五
中心軌範(畿内/東海道)
巻六
中心軌範(東山道/北陸道/山陰道/山陽道/南海道/西海道/国不明)
巻七
付録上/付録下
巻八
鎌田先生に贈奉序/寛政増補(中心軌範)
巻九
増補八、九に際しての紀聞/寛政増補(中心軌範)/新刀辨疑跋/新刀辨疑奥書
『慶長以来新刀辨疑』解説(訳者)
あとがき

鎌田魚妙[カマタ ナタエ]
原著

内藤久男[ナイトウ ヒサオ]
翻訳

目次

巻1(或問;鍛練法 ほか)
巻2(上々作列;上作列 ほか)
巻3(中之上作列;中之中作列 ほか)
巻4(刀略鑑;中心軌範(畿内))
巻5(中心軌範(畿内/東海道))
巻6(中心軌範(東山道/北陸道/山陰道/山陽道/南海道/西海道/国不明))
巻7(付録上;付録下)
巻8(鎌田先生に贈奉序;寛政増補(中心軌範))
巻9(増補八、九巻に際しての紀聞;寛政増補(中心軌範) ほか)

著者等紹介

内藤久男[ナイトウヒサオ]
1951年東京都生まれ。1975年日本大学大学院卒業。(一財)社会通信教育協会生涯学習2級インストラクター(古文書)、(公財)日本美術刀剣保存協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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