教科書を超えた技術経営

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教科書を超えた技術経営

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532319960
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

内容説明

強い現場は常識ハズレ。枯れた技術で利益を生み続ける、「3つの敢えて」でグローバルニッチトップを取る―。

目次

総論 イノベーション経営のウソ・マコト
第1章 技術者による、技術者のためのマーケティング
第2章 「枯れた技術」を生かし切る競争優位
第3章 三つの“敢えて”―グローバルニッチトップをとる
第4章 美しいデザインで企業は成功する
第5章 非常時の現場力―場の情報の流れが、創意工夫を生み出す
第6章 モノを媒体として、コンセプト具現化での合意を作る
第7章 成功する組織統合―現場での情報と感情の流れが左右する

著者等紹介

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県に生まれる。1967年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。1972年一橋大学大学院商学研究科教授を経て、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アクサン

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☆☆★★★2016/03/02

ken123

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Very good! 理科大のMOTによる共著。共著だからなのか、テーマが多岐にわたっていて飽きずに楽しめる。経営、マーケティング、技術活用、デザイン、現場力、コンセプト、組織統合。再読したい。「マーケットインのウソでは、学習する対象を『マーケット』だと勘違いをしている。顧客の心が学習対象なのに、マーケットで起きていることを学習対象にしてしまうから、様々な間違いが起きる。」「セレンディピティ=意外に見えることをいかに多く発現させるか、そして意外なことを観測したらそこから背後の論理を解析できるようにする」2015/08/10

Seiichi Takayama

0
今年4月に出たばかりの本。「枯れた技術」の競争優位とか、グローバルニッチトップとか、気になるキーワード満載。個人的には、5章の「非常時の現場力」と、7章の「組織統合」の話が印象に残る。⚫︎特に7章の「現場ではカネの論理よりも情報と感情の論理が優先する」という言葉に、思わず何度も頷いてしまった。カネの話抜きでは事業は動かないが、カネの話だけでは現場は動かない。一人一人の内側から湧き出る想いが組織内に伝播しなければ、人の集団は動かない。まして職権による上から下への命令など、非常事態時の短期間という特殊な条件で2015/05/21

maruboro

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イノベーション、マーケットイン、セレンディピティ・・いわゆる耳障りの良いバズワードに対するアンチテーゼを冒頭の総論で説いているところで引き込まれた。具体的な企業での事例を交えて真のイノベーション、マーケティングとは何かを6名の執筆者がそれぞれの切り口で語っている。やや学術調な文体が気になるが、技術というものの活かし方について新たな視点を与えてくれる良書である。 2019/02/15

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