鎮魂―石川啄木の生と詩想

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898064092
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

石川啄木研究の第一人者である著者は、啄木がその生涯で多くの時を過ごした岩手県・宝徳寺に生まれた。運命にたぐりよせられるかのように著者が記した、啄木の生と詩に迫る。珠玉の啄木論集。

目次

1 講演―啄木・魂の像(啄木のまなざし;世界が観る啄木・賢治;詩人の魂)
2 論考―創作の起源としての生と死(論集 十代の自画像―啄木詩想の原点;『悲しき玩具』の“故郷”―思郷歌を中心にして;文学者とその時代の系譜―ディズレーリ、咢堂、啄木;小説「天鵞絨」考;「一握の砂」の系譜)
3 資料1―啄木を巡って・湯川秀樹と尾崎咢堂(物理学者湯川さんと啄木―歌、詩、生きざまを愛す;湯川秀樹のことば;『歌人・咢堂 家族そして友を詠う』に寄せて;尾崎咢堂のことば)
4 資料2―架空対談(歴史の街角で夢はるか「石川啄木‐金田一京助」)
5 資料3―対談 山折哲雄×三枝昂之(啄木没後百年―東北の詩魂と反問)

著者等紹介

遊座昭吾[ユウザショウゴ]
昭和2(1927)年、盛岡市玉山区渋民字渋民に生まれる。昭和26年、法政大学文学部日本文学科卒業。岩手日報記者、岩手県立福岡高等学校、岩手県立盛岡第一高等学校、岩手県立一戸高等学校、岩手県立盛岡第二高等学校各教諭、盛岡大学教授、国際啄木学会会長を歴任。現・国際啄木学会名誉会員。『啄木秀歌』で岩手日報文学賞(啄木賞)受賞(昭和63年7月)。地域文化功労者(芸術文化)として文部大臣表彰(平成12年11月)。第62回岩手日報文化賞受賞(平成21年11月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品