目次
鈍翁の道具
鈍翁・益田孝
鈍翁の茶と趣味
鈍翁と掃雲臺
鈍翁と家族
鈍翁の交友
掃雲臺の人々
鈍翁の自家用車
鈍翁の掃雲臺周辺の事業
永久の別れ(通夜、葬儀)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
3
小田原の三茶人の一人、益田鈍翁の所持品、家族や農場、茶室などを紹介した書籍で、写真が多く、当時の風景、建築や風俗などに思いを馳せながら、楽しく読めました。お茶人さんとしての印象しかなかったのですが、ハリスの通訳をしたり、ナポレオン三世に謁見したり、と様々な経験をされた方で、邸内に農園や缶詰工場を作り、輸出できる商品を開発したり、小田原近隣に産業の種を蒔かれたのだということを初めて知りました。掃雲台はいやま跡形もなく、失われたものの大きさに愕然としますが、著者が展示されている遺品を見に行きたくなりました。2015/03/15
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