内容説明
南フランス…燦々と輝く太陽の光にあふれ、ゴッホが憧れた地。その一古城の大鏡に浮かんだ女性の名前を追い、カエサルの昔から大革命まで、古城や古寺、遺跡や史料を辿って綴るプロヴァンス秘話。
目次
1 ローマ支配下豊穣の大地―古代の光(ローマ直轄属州プロヴィンキア;アルル―典型的ローマ植民都市 ほか)
2 正統と異端―中世の陰(ベズィエ―惨劇の舞台;カルカッソンヌ―中世最大の城塞都市 ほか)
3 教会の勝利―ルネサンスの暁に(巡礼の道―サンティアーゴ・デ・コンポステーラへ;アヴィニョン―教皇庁はなぜここへ来たか)
4 王国とキリスト教―近世の軌跡(セヴェンヌを往くルゴルダーヌの道;城砦集落ガルド=ゲラン ほか)
5 忘れられた古城―十七世紀~革命期(桃源郷シャンボリゴー;廃墟シャトー・ド・ヴェルフーユ ほか)
著者等紹介
高草茂[タカクサシゲル]
1928年生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒。(株)岩波書店編集部を経て岩波書店顧問。法政大学文学部講師、(財)清春白樺美術館長、(財)日伊協会常務理事などを歴任。現在(財)日伊協会顧問、沖縄県立芸大付属研究所共同研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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