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目次
第1章 冒険ロマン・妖怪とヒーロー
第2章 ブラック・ユーモア・幽霊と妖術芝居
第3章 『平家物語』に登場する怨霊たち
第4章 血みどろのバイオレンス・殺しの美学
第5章 嗜虐趣味・サディズム
第6章 裸身に咲くアダ花・刺青
第7章 百鬼夜行・地獄極楽・寓意の狂画
著者等紹介
中右瑛[ナカウエイ]
1934年生まれ。抽象画家・行動美術協会会員。浮世絵と夢二のコレクター・エッセイスト。国際浮世絵学会常任理事。竹久夢二文学館・神戸文庫代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラックジンジャー
6
浮世絵を見るたびに歴史を理解してればもっと面白いんだろうなぁと思うけど、解説がわかりやすかったので、なるほどでした(^ ^)2013/07/27
m
4
怖いもの見たさで手に取った。妖怪とヒーローや平家物語のあたりが華やかで面白い。やっぱり月岡芳年の絵はずば抜けているなぁ。「児雷也豪傑ものがたり」、NARUTOはここからきてたのか。児雷也・綱手・大蛇丸って本当にそのまま(笑)まさか本書がNARUTOに繋がるとは思いもしなかった。読みやすくてちょうど良かった。フルカラーだとなお良し。2017/08/23
鵙屋
2
★★★★☆ 歌川国芳が好きで手に取ったが、趣味ドンピシャで楽しかった! 酒呑童子や平家物語の一幕を表現した浮世絵は迫力があって面白く、妖怪絵は北斎がずば抜けていて圧倒される(笑ひはんにやが怖すぎる!)。河鍋暁斎は安定の魅力で、今回好きになったのは大蘇(月岡)芳年、その生涯も気になった。芥川や乱歩が惹かれるのも納得。ほかのシリーズも読んでみたい。2018/03/24
Mgm
1
浮世絵をその流行りや時代背景と共に解説しているのですが、わかりやすく読みやすかったです。サディズム画や刺青文化など思わず「へぇ~」とうなずいてしまいました。2013/01/06
さよならハードモード
0
妖怪や闇をヒトの側や内面に感じて表現する絵も載っていて嬉しい。 絵の構図も繊細な線もかっこいい。 解説で浮世絵から歌舞伎や古典に通じるのがおもしろい。2011/10/26