内容説明
日本の社会、および米国の日系人社会におけるホーム・ヘルス・ケア。医師、看護師、介護士、臨床心理士、社会福祉士などさまざまな立場からの生き生きした現状報告と問題提起。
目次
第1部 日本の社会での現状(日本人の健康と医療保険並びに介護保険システム;日本国内のホーム・ヘルス・ケア転換期における諸問題―訪問介護体験を通じて実感すること;前立腺癌に対する関り;介護保険認定時の問題とホーム・ヘルス・ケアの課題 ほか)
第2部 米国の、とりわけ日系人社会での現状(アメリカ合衆国における在宅医療と訪問看護;米国における高齢者介護;「在宅ケアにおけるQOL」 サンフランシスコでの視察―生命の質研究日本センター定例シンポジウムのリポート;在宅ケアについての感想 ほか)
著者等紹介
竹友安彦[タケトモヤスヒコ]
1945年大阪大学医学部卒業、1949年同大学医学部生化学教室より医学博士取得。同大学医学部精神医学教室助手。ガリオア資金留学生として渡米、ニューヨーク州立ロックランド病院研究部研究員、コロンビア大学医学部精神分析研究所卒業、大阪大学医学部招聘教授。アルバート・アインシュタイン医科大学Faculty。現在、精神医学臨床名誉教授。1992年よりコロンビア・プレシビテリアン・メディカル・センターのJapanese Center for Quality of Life Studies(JCQOLS)(生命の質日本研究センター)の設立運営に参与し現在ディレクター、コロンビア大学医学部精神医学講師、日本臨床死生学会名誉会員。米国精神医学会50yrライフ・フェロウ。ACPsa(The American College of Psychoanalysts―Honorary Organization of Physician Analysts―)会員
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