M2M基本技術書―ETSI標準の理論と体系

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  • サイズ B5判/ページ数 315p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784897979090
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

出版社内容情報

本書はM2Mシステムの根幹を構成するネットワーク、デバイス、プラットフォームについて詳しく解説しました。

M2Mは「Machine-to-Machine」の略語で、人間が介在しない機器間の通信を意味します。
従来でも自販機が在庫数等の情報を中央のサーバに報告する仕組みや、ダムや河川に設置している水位監視センサからの通報システムなど様々な場面で用いられてきました。
近年では、端末の低価格化、ネットワークの発達などの要因により車両管理やスマートグリッド、農業、監視、防災・防犯、電子医療
等々、非常に広範囲の業種・業界での普及が期待されています。

本書は、欧州の標準化機関であるETSI(エッツィー)が定めた規格を中心にM2Mシステムの根幹を構成するネットワーク、デバイス、プラットフォームについて詳しく解説しました。(本書は、英国Wiley社から出版された『M2M Communications:A Systems Approach』の抄訳版です。)

内容説明

サービス要求条件、アーキテクチャ、トラフィック特性、適応領域、セキュリティ、IPv6、ZigBee、各種センサ、通信モジュール、スマートカード…巨大ビジネスを支える仕組みと要素技術を詳しく解説。

目次

M2Mの世界へようこそ
第1部 M2Mの現状(M2Mビジネスの現状)
第2部 M2Mのアーキテクチャとプロトコル(M2Mの要求条件とアーキテクチャの概要;ETSI M2Mサービスアーキテクチャ;移動体通信ネットワークにおけるM2Mの最適化;M2MにおけるIPの役割;M2Mのセキュリティ;M2M通信モジュールの各種仕様;M2M通信におけるスマートカードの役割)

著者等紹介

ボスワーシック,デビッド[ボスワーシック,デビッド] [Boswarthick,David]
ETSI TC M2Mテクニカルオフィサー

エルーミ,オマール[エルーミ,オマール] [Elloumi,Omar]
M2M and Smart Technologies標準化ディレクターアルカテル・ルーセント

山崎徳和[ヤマサキノリカズ]
京都大学工学部及び同大学院修士課程修了後、KDDに入社、デジタル衛星通信技術の研究開発等を経て、ITU‐Rの標準化を担当。KDDI発足後、WAP Forum、OMA等の標準化業務を経験し、2005年より3GPP2 TSG‐S議長を8年間拝命し、ARIB、TTC、MCPCにおける関連の国内活動のLeadershipを担う。2011年以降、ETSI TC M2M標準化活動に参加、2012年7月からTTC oneM2M専門委員長、TTC/ARIB合同oneM2M会合の議長

小林中[コバヤシアタル]
早稲田大学理工学部(電気工学)卒。日本電気株式会社入社。入社後は、局用の電話交換機、ATM交換機、IPルータ、VoIPサーバのソフトウェアの開発に従事。その後、NGN,IPTVなどの標準化活動に従事し、現在はM2Mなどサービスの国際標準化活動に従事する。現在は、同社第二キャリアサービス事業部に所属。シニアエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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