内容説明
SIPにより、なぜネットワークが様々にデザインされるのか、澤田氏は非常に優れた解説を行っている。SIPの背景を紹介した後、SIPとSIP関連技術に関して、包括的に解説している。
目次
第1章 SIP(Session Initiation Protocol)とは?
第2章 SIPのフレームワーク
第3章 SIP(RFC3261)詳説
第4章 SDP(RFC 2327)およびオファー/アンサーモデル(RFC3264)詳細
第5章 RTP(RFC 3550/RFC 3551)詳説
第6章 その他のSIP関連拡張機能
第7章 その他のSIP関連技術
第8章 既存電話網とSIPの相互接続
第9章 IETF標準化活動概要
第10章 SIP関連リスト
第11章 参考文献
著者等紹介
澤田拓也[サワダタクヤ]
1994年KDD(現KDDI)に入社。1999年米コロンビア大学電子工学科にて修士号取得。その後、VoIPネットワーク技術者として、KDDI光プラス、KDDI光ダイレクト他のKDDIの主要VoIPサービスの導入および回線交換網のVoIP化プロジェクトにおいて技術全般の業務に携わる。日本の通信規格標準を制定するTTCにおいてSIPサブワーキンググループリーダ(’01年度~’04年度)、信号制御専門委員会委員長(’05年度~)を務め、日本のVoIPネットワークにおけるSIPの導入において主導的な役割を果たしている。また、IETF,ITU‐T,ETSI(欧州電気通信標準化機構)TISPANなどの海外の関連標準化会議にも精力的に参加している
池田徹[イケダトオル]
1997年KDD(現KDDI)に入社。VoATM,VoIP技術開発を経て、KDDI‐IP電話サービスの導入に携わる。主にアクセスネットワーク関連の開発業務を担当
木下岳人[キノシタタケヒト]
1997年DDI(現KDDI)に入社。回線交換電話網の開発業務等を経て、KDDIのIP電話サービス導入時よりVoIPに携わる。現在はソフトスイッチ等のIP電話系システムの開発業務を担当
西澤哲夫[ニシザワテツオ]
1997年DDI(現KDDI)に入社。回線交換電話網の開発業務を経て、KDDIのIP電話サービス導入時よりVoIPに携わる。現在はソフトスイッチシステムの開発業務を担当。2005年度よりTTC SIPサブワーキンググループのサブリーダーを務めている
川島倫央[カワシマトモヒサ]
2000年DDI(現KDDI)に入社。主にIP電話端末機器の開発を行う。現在はアクセスネットワークおよびホームネットワーク関連機器の開発業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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