内容説明
本書では、電子署名の仕組みや背景となる技術、活用の方法などを法制度と併せて基本から分かりやすく解説。さらに、電子消費者契約法、電子公証人法などの関連した重要な法令も紹介。また、国連のモデル電子署名法など、海外の新しい立法動向もフォローしている。
目次
0 サイバー空間と電子署名
1 電子署名はどうして必要なのか?―電子署名の必要性
2 電子署名はどのような仕組みを持っているのか―電子署名の仕組み
3 世界各国は電子署名とどのように取り組んできたか―世界の電子署名立法動向
4 電子署名法ではどのようなことが定められているか―日本の電子署名法の解説
5 電子署名法の未来はどうなるか―電子署名の将来予測
著者等紹介
夏井高人[ナツイタカト]
岩手県出身(1956年生)。1978年山形大学人文学部経済学科卒。1981年第35期司法修習生。1983年に名古屋地裁で判事補任官後、盛岡地裁判事補、千葉地家裁判事、仙台地裁気仙沼支部長、書記官研修所民事主任教官等を経て、1997年に東京地裁判事で退官。1997年から明治大学法学部教授(法情報学担当)。1998年に弁護士登録(東京弁護士会;あすか協和法律事務所所属)。インターネット上の法律問題、コンピュータ犯罪、電子商取引に関連する法律問題、法情報の社会的機能などを中心に研究しているほか、XML技術を応用した法律データベースの開発研究にも取り組んでいる。法とコンピュータ学会理事、サイバー法研究会代表、経済産業省サイバー刑事法制研究会委員などをしている
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感想・レビュー
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