内容説明
しっかりとした「資金繰り表」をつくって経営管理しましょう!「資金繰り」とは、「会社に必要なお金を工面すること」です。お金の「入」「出」「残」の3つをコントロールして、それらの根拠を把握し、そのうえでどんなリスクがあるのかを予測することが、経営にとっては欠かせません。本書は、資金繰りの必要性やその背景に始まり、資金計画・資金繰り表のつくり方、融資の受け方、資金調達のしかたから、具体的な問題解決の手段まで、順序だててやさしく解説しています。特に、資金繰り表の作成は経営管理に最も重要といっても過言ではありません。資金管理についての悩みに応えて、経営戦略的な考え方から具体的なやり方までしっかりと理解できる内容ですから、経営の立場にいる方、財務管理や経理業務に携わる方にとって、まさに資金繰りで困る前にご一読いただけると、きっと役に立つ1冊です!
目次
1章 「資金繰りとは何か」を理解しておこう
2章 会社経営と資金繰りの重要性
3章 資金計画、資金繰り表の基本とつくり方
4章 資金計画の実行管理のしかたと悪化させる要因
5章 資金繰りの定常的なチェックと対策の検討のしかた
6章 資金繰りのためにも金融機関を味方につけよう
7章 多様で幅広い資金調達方法と活用のしかた
著者等紹介
神谷俊彦[カミヤトシヒコ]
大阪府出身。大阪大学基礎工学部卒業。中小企業診断士、ITコーディネータ、M&Aシニアエキスパート。富士フイルム(株)にて技術・マーケティング部門で35年勤務後、独立。現在、(一般社団法人)城西コンサルタントグループ(JCG)会長として、会員とともに中小企業支援を行なっている。同時に、ものづくり経営コンサルタント会社(株)ケービーシーを設立して代表取締役に就任し、現在に至る。得意分野は、ものづくり支援、海外展開支援、IT化支援
石神荘理[イシガミソウリ]
東京都出身。横浜国立大学経済学部経済システム学科卒業。中小企業診断士、公認会計士・税理士、システム監査技術者。(株)東芝入社後、ソリューション営業、商品企画、クラウド導入支援などのシステム関連業務に従事した後、KPMGコンサルティング(株)およびPwCあらた有限責任監査法人で、会計士として法定監査および経営コンサルティング活動に従事する。その後、独立。現在、石神荘理公認会計士・税理士・中小企業診断士事務所の代表として、新規事業の立上げ支援や会計・税務顧問などの中小企業を中心とした各種支援ならびに技術者向け会計セミナー講師などを行なっている。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ所属
二和田裕章[ニワダヒロアキ]
東京都出身。立教大学経済学部経営学科卒業。税理士・MBA。東京都内の税理士事務所のべ4事務所に計18年勤務し、中小企業の会計税務、東京証券取引所上場企業の税務コンサルティング、相続税コンサルティングに従事する。その後独立し、二和田裕章税理士事務所の代表ならびにスワローズネスト・コンサルティング(株)の取締役として、中小企業および個人事業主の会計税務を中心に支援業務を行なっている。2021年にスワローズネスト・コンサルティング(株)の代表取締役に就任(水口若菜との複数代表取締役)し、現在に至る。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ税務顧問
水口若菜[ミズクチワカナ]
富山県出身。早稲田大学商学部卒業。中小企業診断士。静岡エフエム放送(株)、楽天(株)ポータル事業カンパニーインフォシーク、(株)oricon MEなどにて、メディアにおけるサイト運営管理およびマーケティングに従事。その後、独立。2016年にスワローズネスト・コンサルティング(株)を設立、代表取締役社長に就任し現在に至る。得意分野は、Webサイト企画立案・構築・運営、Webマーケティング、事業企画立案。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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