施設内暴力―利用者からの暴力への理解と対応

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施設内暴力―利用者からの暴力への理解と対応

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414601565
  • NDC分類 369
  • Cコード C3036

出版社内容情報

各種施設の援助者が口を閉ざす現実に真正面より向き合い、利用者と援助者のより良い関係を作りあげるための方策を検討した力作

援助者から利用者への暴力はニュースにも取り上げられるなど、大きな社会問題になっている。しかし、利用者による援助者への暴力については、施設職員経験者には「常識」であるが、世間一般には知られていない。福祉領域の職員が早期離職する要因のひとつとして、この問題がある。本書は、障害児者施設、児童養護施設、児童自立支援施設、高齢者施設の職員へインタビューを行い、施設の種別・領域を横断して、暴力の現状と職員の対応について調査した結果をまとめ、考察したものである。そのうえで、それぞれの領域で使われているスキルを結集し、利用者が暴力を振るわなくて済む援助者の対応法を開示する。

序文
はじめに

第1章 暴力概説
 第1節 暴力の概念
  ?T 暴力と他傷の定義
  ?U 施設内暴力のとらえ方
 第2節 暴力に至る主な要因諸説――主に障害・児童領域から
  ?T 本能による暴力
  ?U 欲求不満による暴力
  ?V 愛着と甘えによる暴力
  ?W 関係性の障害による暴力
  ?X 接近・回避動因的葛藤による暴力
  ?Y 転移による暴力
  ?Z 権力への反抗としての暴力
  ?[ 目標達成の道具としての暴力(志向的自律型暴力)
  ?\ 防衛手段としての暴力
  ?] 器質的要因による暴力(オキシトシンによる沈静効果)

第2章 施設内暴力の実態と考察
 第1節 知的障害領域における暴力
  ?T 調査方法と分析方法
  ?U 暴力の実態(種類、発生要因、対処方法、影響)
 第2節 児童福祉領域における暴力
  ?T 調査方法と分析方法
  ?U 暴力の実態(種類、発生要因、対処方法、影響)
 第3節 高齢者介護領域における暴力
  ?T 調査方法と分析方法
  ?U 暴力の実態(種類、発生要因、対処方法、影響)
  ?V 暴力と向き合う職員の知恵
  ?W 認知症ケアのテクニック
  ?X おわりに

第3章 暴力防止サポート
  ?T 暴力対応の現状
  ?U 緊急介入・身体拘束の実態
  ?V 暴力防止サポートの構成
  ?W 暴力防止サポートの実際

第4章 怒りのマネジメント
 第1節 いかに援助者自身の怒りをコントロールするか
  ?T 怒りをマネジメントするとはどういうことか
  ?U 援助者が怒りに巻き込まれないためのC(check)とC(control)
 第2節 安心できる温かい風土をつくる
  ?T 「触れる関わり」(RC)の勧め
  ?U 「触れる関わり」の実際

引用・参考文献
おわりに

【著者紹介】
会津大学短期大学部社会福祉学科教授

目次

第1章 暴力概説(暴力の概念;暴力に至る主な要因諸説―主に障害・児童領域から)
第2章 施設内暴力の実態と考察(知的障害領域における暴力;児童福祉領域における暴力;高齢者介護領域における暴力)
第3章 暴力防止サポート(暴力対応の現状;緊急介入・身体拘束の実態;暴力防止サポートの構成;暴力防止サポートの実際)
第4章 怒りのマネジメント(いかに援助者自身の怒りをコントロールするか;安心できる温かい風土をつくる)

著者等紹介

市川和彦[イチカワカズヒコ]
1982年東北福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。1985~93年知的障害者授産施設にて生活支援員として勤務。1993~97年知的障害児施設にて児童指導員として勤務。1999年日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科博士前期課程修了。2009~11年児童養護施設にて児童指導員として勤務。2013年ルーテル学院大学大学院総合人間研究科博士後期課程中退。現在、会津大学短期大学部社会福祉学科教授

木村淳也[キムラジュンヤ]
2001~2004年特別養護老人ホームにて介護職を経て生活相談員として勤務。2014年立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科博士後期課程中退。2004~08年アール医療福祉専門学校介護福祉学科専任教員。2008~11年愛知淑徳大学福祉貢献学部助教。現在、会津大学短期大学部社会福祉学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。