出版社内容情報
RPAとは「Robotic Process Automation」の略で「ロボットによる業務の自動化」と訳されます。ただし、RPAが対象とするのは「ホワイトカラーの業務」でロボットとはいっても、正確には「ソフトウェアロボット」による業務の自動化・効率化を指します。RPAが注目されているのは、定例的な事務など人間に頼っていた業務をソフトウェアロボットが代行できること。つまり、人手不足の解消に役立ち、新入社員を教育したり、担当者が辞めて中途採用しなければならないなどの余計な人件費コストもかかりません。本書は、RPAの基礎から実践までのひととおりが、図解でやさしく理解できる初心者はもちろん、導入する際の参考にしたい担当者にもおススメの実践的・入門書の決定版です。
神谷 俊彦[カミヤ トシヒコ]
著・文・その他
内容説明
RPAとは、これまで人間だけが対応可能と思われていた事務的な業務、もしくはもっと高度な事務作業を人間に代わって実施できる業務代行ツールです。ソフトウェア型のロボットが中心のシステムなので、「デジタルレイバー」(仮想知的労働者)とも呼ばれます。でも、それはいったい何者で、なぜそんなことができるのか、自分たちにも利用できるのか、などなどたくさんの素朴な疑問を抱くことでしょう。本書は、こんな素朴な疑問にズバリ答え、しくみや活用法が簡単に理解できるように図解入りでやさしく解説。インターネットや雑誌・新聞では入手できない情報も満載です!
目次
1章 RPAっていったい何だろう?(RPAの現状;RPAを取り巻く環境 ほか)
2章 RPAを支える技術とツール(RPAの構成と動かし方;RPAを支える技術 ほか)
3章 RPAを導入するときの上手なすすめ方(導入のための企画づくり;導入計画の作成 ほか)
4章 RPAの導入事例を見てみよう(事例の見方;業務・目的別の導入事例)
5章 RPAの将来はどうなっていくか(RPAとその周辺技術;RPAの海外事情 ほか)
著者等紹介
神谷俊彦[カミヤトシヒコ]
大阪府出身。大阪大学基礎工学部卒業。中小企業診断士、ITコーディネータ、M&Aシニアエキスパート。富士フイルム(株)にて技術・マーケティング部門で35年勤務後、独立。現在、(一般社団法人)城西コンサルタントグループ(JCG)会長として、会員とともに中小企業支援を行なっている。得意分野は、ものづくり支援、海外展開支援、IT化支援
堀川一[ホリカワハジメ]
東京都出身、青山学院大学院国際マネジメント研究科修了。中小企業診断士、経営学修士(MBA)、証券アナリスト。大手保険会社にて、法人営業、有価証券部および特別勘定運用部で証券運用業務に従事。法人営業時代に営業局長賞を二度受賞。大手投資顧問会社にてシニアポートフォリオマネジャーとして運用コンサルティングおよびポートフォリオマネジメント業務、金融法人営業、運用リスク管理業務を行なう。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ所属
湯山恭史[ユヤマキョウジ]
北海道札幌南高校卒業、東京工業大学理学部情報科学科修士課程修了。中小企業診断士、行政書士。株式会社日立製作所に入社し、集積回路の設計自動化、半導体の製造システム構築に従事したのち、全社情報システムの企画業務を経て、鉄道事業部門などで最高情報責任者(CIO)を歴任。現在は、中小の建設会社などで、各種許認可取得やITを活用した業務改善の支援を行なっている。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ、東京都行政書士会所属
木佐谷康[キサタニヤスシ]
早稲田高校、上智大学法学部法律学科卒業。中小企業診断士、行政書士、ITコーディネータ。日本ユニシス株式会社、日商エレクトロニクス株式会社などのIT企業で、営業・マーケティング、新規事業開発などの営業関連の幅広い業務に携わる。現在は、自身のネットワークを活かし、IT利活用や補助金・助成金を活用した資金繰り対策など、伴走型の中小企業支援を行なっている。(一般社団法人)城西コンサルタントグループ、東京都行政書士会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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