内容説明
詩人・みもざすみれは生まれ育ったふるさとの自然を、みずみずしく歌い上げている。四季折々に野や山や川辺に咲き乱れる草花の初々しくかれんな姿を、やわらかなことばで、やさしく描き上げている。移りゆく季節の中で、子どもたちと母親が、二度と巡り会えない幸福な時間を大切にしている風景に満ちている。小学校国語教科書に長く掲載された「びわのおへそ」の詩人・みもざすみれの待望の第二詩集は、暖かな感性にあふれている。
目次
春(ひなたぼっこ;春のうわさ ほか)
夏(せみのメッセージ;あさがお市 ほか)
秋(やまのおんせん;かげふみごっこ ほか)
冬(ゆずゆ;みかん狩り ほか)
著者等紹介
みもざすみれ[ミモザスミレ]
日本児童文学者協会の児童文学学校10期生。小学校国語教課書(大阪書籍)に長く詩作品「びわのおへそ」が収載される。詩誌「みみずく」「バオバブ」同人
くろさわしの[クロサワシノ]
大正13年8月埼玉県秩父郡に生まれる。秩父市在住
くろさわなかじ[クロサワナカジ]
大正9年1月埼玉県秩父郡に生まれる。秩父市在住
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