出版社内容情報
あやかしのお医者さんの弟子として、晴と嵐のもとへバイト通いを続ける莉莉。ある日珍しく客が訪れたと思ったら、なんと双子の祖父・忠彦だという。しかも傍らに連れた引っ込み思案の男の子を「私の子だ」と告げ!?
内容説明
あやかしのお医者さんの弟子として、晴と嵐の双子のもとへバイト通いを続けている莉莉。ある日珍しく客が訪れたと思ったら、なんと双子の祖父・高瀬忠彦で、しかも傍らに連れた引っ込み思案の少年・ミサを、自分の息子だと告げた。突然の隠し子の登場に面食らう晴。当の忠彦とミサは人を探しているとのことで、双子の事務所に居着くことになる。いっぽう莉莉は、知己の烏天狗サクヤに頼まれ、怪我をした飯綱と対面する。傷を治そうとするのだが、癒やしの力が何故かふだん通り発揮されなくて…?
著者等紹介
椎名蓮月[シイナレンゲツ]
代表作に『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
22
今回は双子の祖父が登場!! なんとなく一筋縄では行かない第一印象でしたが、隠していたものはやはり…でしたね。とはいえ、ユーモアのある方で中々に楽しかったです。でも、今まで深くは考えていませんでしたが、嵐の存在は怖いものがありますね。晴に何かがあったら…と思うと特に。でも、等身大のもふもふにリヒトに、癒されグッズが身近に有る限りは大丈夫かな。少し羨ましい環境です!!2021/12/28
hautan
12
図書館本。シリーズも9なんですね。相変わらずモフモフが ( ´∀`)bグッ!です。ちょっぴり切ない双子のあやかし達。名前が可愛くて・・・女の子みたい♪読んでいて楽しいですね。りりも成長しているし、コントみたいなシーンもあり、で満足!です。あと1冊で終わりなのかな。2021/05/18
ううち
4
第9弾。双子のお祖父さんが登場。祖父に息子と言われて、普通に納得するのは人間としてなのか養子としてなのか解りかねるところ。 サクヤのテレポート?瞬間移動いいなぁ。靫正の恋愛脳と空気が読めないのは笑う。サクヤとは一生一緒にいて欲しい。 双子の密度が高くなった巻でした。 最終巻なの?続くよね…?2025/03/31
bookshelf_yt07
4
莉莉がだんだんあやかしのお医者さんとして成長も見えてきたけど、まだ大学生ゆえの若さもあるかな。一方、師匠の晴の気持ちは読めない。 九巻までかと思いきや、続きが出ていないのかな。まだ謎がある。 2024/02/15
あいちょ。
4
図書館。 9作目。2022/02/25