内容説明
草むらにねころんで、青く広がる空をながめる。ゆっくりと流れていく白い雲。遠い日、夢みた空の入り口を探し求めて、まっさおな空の下、少年少女たちは旅立ち始める。
目次
1章 ひつじ(春;ねぎ;ひつじ ほか)
2章 森の時間(盛夏;立て札;セミの穴 ほか)
3章 チョウの道(ぼくの町;夏の夜;肝だめし ほか)
著者等紹介
海沼松世[カイヌマショウセイ]
1951年、長野県長野市生まれ。本名海沼博幸。早稲田大学教育学部卒業、同大学専攻科修了。86年、詩誌「みみずく」に参加、88年に少年詩誌「アルゴル」創刊に加わり、詩・童謡・詩人論などを発表。「みみずく」同人。日本児童文学者協会会員。埼玉県入間市在住
大井さちこ[オオイサチコ]
1962年東京都世田谷区生まれ。本名、田沢幸子。小学校の頃から画家山本日子士良氏に、油彩画を学ぶ。子どもの誕生を機に、絵本作りや銅版画を始め、グループ展などに出品。エッチングに彩色を施し、物語性を持つ小さな世界が注目される。東京都世田谷区在住
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