感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
14
チャールズ・キーピングの絵を求めて。カナリヤは幸せの鳥と言われるけれど、まさにそれを表した物語。仲よしの二人を引き裂いたできごとと、再会を果たすためのストーリーのうねりがいい味わい。キーピングの描くチャーリーとシャーロットの表情の豊かさに心魅かれる。2015/11/04
majiro
13
あれ?「チャーリーとシャーロットときんいろのカナリア」と同じ話の、訳違いだったか。それはそれとして、不思議なことがちっとも不思議じゃなくて、当たり前に書かれていることが実はすごく不思議なことだったりして、面白いよね、この本は。2018/03/30
ochatomo
12
ケイト・グリーナウェイ賞受賞のイギリスの絵本 働きながらリトグラフ、エッチングを学んだ作者による、都会の下町で子どもたちが再開発のため引き裂かれる哀感を色鮮やかに描く 訳はよごひろこさん 原題“Charley, Charlotte and the Golden Canary” 元本1967年 1971刊 題名と訳者を変えて2017年再刊2019/11/01
ume 改め saryo
4
アートな作品。何が仲を裂くのか分からないものですね。 と同時に何が仲を取り持つのかも分からないものですね!! 悪い猫ちゃんだって、この物語の重要人物(笑) また会えて良かったね!!(^^)2012/02/05
ちー
2
仲良しなふたりの少年少女の物語。いつも一緒に遊んでいた二人。二人が好きなのは通りにある鳥屋さんをのぞくこと。そして金のカナリアの歌をきくこと。けれどもある日、女の子の家が取り壊されてしまい、巨大なマンションに引っ越すことに。女の子の親は女の子が外で遊ぶのをよしとしなくなってしまう。少年も少女も離れ離れになってしまって、かなしそう。少年はがんばって2週間働いて、カナリアを買う。そのカナリアが二人をまた結び付けてくれるというお話。雰囲気のある絵が素晴らしい。2017/12/09
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- 和書
- 会計学大辞典 (第5版)