お言葉ですが…〈別巻3〉漢字検定のアホらしさ (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784897722924
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

漢字検定のアホらしさ(漢字検定のアホらしさ;両雄倶には立たず;「馮」姓漫談;こんな字あるの?)
寅さんあんたはトラなのか(時と暦と広辞苑;寅さんあんたはトラなのか;十干十二支のはなし;声で読むのと目で読むのと)
新墾の此の丘の上(ロシア捕虜、女子美学生、坂本龍馬のいとこ…;新墾の此の丘の上;若き和辻哲郎の期待と失望;滝沢馬琴)
ちょっとひとこと(ちょっとひとこと;斜断機)
「春望」について(「春望」について;文山は白話を訳したのか;悲劇のヒロイン)

著者等紹介

高島俊男[タカシマトシオ]
1937年生れ、兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。中国語・中国文学専攻。主な著書に『水滸伝と日本人』(大修館書店、第5回大衆文学研究賞、ちくま文庫)、『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(大和書房、第11回講談社エッセイ賞、文春文庫)、『漱石の夏やすみ』(第52回読売文学賞、朔北社、ちくま文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

131
高島さんの「お言葉ですが・・・」の別巻の3冊目で表題になっている文章が楽しめます。というか一度、文春で読んでいたのですがここにおさめられているとは思いませんでした。本当に漢字の知識を商売にしていた業者がいて、わたしも前から胡散臭く思っていたのですが、この中に書いてあることはまさにそのとおりです。漢字だけを知っていてもどうしようもなく、使い方を知ってそれがどのような成り立ちでこのようになったかを知ることが重要だと思います。2017/02/01

Take@磨穿鉄靴

29
著者である高島氏は中国語、中国文学専攻。タイトルにもあるように直球で切り捨て。ただそのやり方はテキストの誤りを指摘して問題を作っている側が漢字について誤った認識を持っていているため問題が間違っていたり用い方に無理があるというある意味ド正論なので何も返す言葉もないけど漢字検定を勉強することによるメリットはそのデメリットを凌ぐので支持されてるのかなと思う。何が正しいのかとか人が決めたことは時代によっても変わりそう。とりあえず数学をやろう。★★☆☆☆2022/11/22

Ryoichi Ito

7
寅さんあんたはトラなのか,十干十二支のはなし,新墾の此の丘の上, 「春望」について... 2022/11/09

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