内容説明
この同じ地球上に、先進国の豊かさとは無縁の人々がいる。旱魃のエチオピア。視察後ただちに現地入りした医師、看護婦、コーディネイターらは病院を建てながらテントで救援活動を開始した。…そして一年後、植林事業へと引継がれた。地球人として考え、行動し、数千の命を救いながら悩んだ、試行錯誤の記録。
目次
第1章 序章 エチオピアへの視察(木内敦夫)
第2章 緊急医療救援プロジェクト開始まで(林達雄)
第3章 フィールド・コーディネーターの立場から(福村州馬)
第4章 看護婦として働いた一年間(工藤芙美子)
第5章 困難な時期を闘う―大勢の病人を迎えて(仲佐保)
第6章 神奈川県チームとして
第7章 病院閉鎖に向けて(本田徹)
第8章 コレブ調査行(本田徹)
第9章 病院を閉じてから―植林への思い(林達雄)