出版社内容情報
命は複雑で難解。そしてどこまでも尊く、美しい。
雑誌『訪問看護と介護』で大好評の連載まんが「家でのこと」が単行本に!新たに新作3本を収載し、読み応え十分。訪問看護の現場で出会う13の感動の物語を、鮮やかな言葉と絵で描き綴る。綿密な取材と作者の経験から生まれたストーリーは、訪問看護の魅力を伝えるとともに、そこに映し出される倫理問題や社会問題を考えるきっかけになる。看護教育におけるグループワーク教材(地域・在宅看護論)としても最適な1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
52
【生きることに、決まった形なんてない】 介護職を続けながら在宅ケアの風景を漫画で描き綴る著者が、訪問看護の現場で出会う13の物語を、読み手の心が晴れる色鮮やかな水彩で綴った。雑誌『訪問看護と介護』連載まんがに描き下ろしを加え単行本化。柔らかな絵に繊細で優しいお話。思わず、落涙……。「あとがき」で描かれた<私の心にいる兄>は、特に沁みた……。本作の続きをぜひお願いします。医学書院さん。そして、朝日新聞Web『なかまぁる』にて連載中の「今日は晴天、ぼけ日和」のほうの単行本化も、ぜひお願いします。朝日新聞さん。2023/05/01
パン太郎
3
雑誌『訪問看護と介護」の連載まんがをまとめた短編集。作中「待つことのできる看護師になりなさい」というくだりがあるのですが、この方の作品自体がでしゃばらず、細かく押し付けず、読む人が来るのをゆっくり待っていてくれます。そうすると、じわじわとやってきます。個人的に、一つのお話を読んで罪悪感が救われました。感謝です。2021/11/25
Michiko Kikuchi
2
考えさせられて終わる内容。人に気持ちを寄せる人じゃないと、何だこの本。答えないのか。と思いそう。 何度か涙がこみあげるあたり、まだ、人に気持ちがあるんだなー。2021/08/13
みちこ
1
色んなご家庭があるなと。訪看の声のかけ方勉強になる2021/12/15
totoroemon
0
ひととひととの関わりにはいろいろあり訪問看護の方々には頭が下がります2022/01/19