「君臣和睦」を貫いた楠木正儀の生涯

「君臣和睦」を貫いた楠木正儀の生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784897577210
  • Cコード C0021

内容説明

南北朝の時代、南朝側にありながら、ふたつの朝廷が存在する異常事態を回避すべく行動した楠木正儀。彼の生涯とは…。

目次

至誠天地を貫く
『君臣和睦』の遺訓
菊水の光芒
北畠親房の謎
楠木正儀の奮戦
足利氏骨肉の争い
男山攻防戦
南北抗争の中で
後村上天皇四つの碑
伊賀局のこと
楠木正儀の苦悩
南朝の終焉
楠木正儀の人物像
貫く『君臣和睦』

著者等紹介

小池明[コイケアキラ]
大正10年(1921)北海道に生れる。昭和19年(1944)東北帝国大学法文学部法科卒業。NEC(日本電気)入社。昭和58年(1983)NEC副社長。平成元年(1989)経済学博士(東北大学)。現在(2008)(社)日本監査役協会最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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三条院アルパカ

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父・叔父・兄に較べて楠木正儀は知名度が極めて低い。戦死していない、北朝に投合しているなどわかりやすい忠臣像が見えてこないことなどによるものであろうが、記録を通して行動原理を解き明かしていくと、実は楠木DNAを色濃く継いだ芯の通った苦労人の姿が見えてくるよというおはなし。ある意味父らの死を教訓に、戦闘による局面打開の限界を知り尽くしたところで生まれ出た、大局的視点を備えた外交家・軍事家と言えるのかもしれない。しかしまあ平安末期から桃山時代まで日本は権力闘争ばかり繰り返しているが、この時期もひどいものですな。2016/04/07

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