出版社内容情報
小坂剛[コサカタケシ]
著・文・その他
内容説明
ジャンルを超えたニッポンの酒36人のストーリー。
目次
第1章 バーという劇場(後閑信吾―The SG Club;鹿山博康―BenFiddich ほか)
第2章 翻弄される酒(飯野亮一(食文化史研究家)
尾瀬あきら(漫画家) ほか)
第3章 和酒の哲学(橋場友一―泉橋酒造;齊藤俊一、寺澤善実―東京港醸造 ほか)
第4章 伝道師たち(小山喜八、小山喜明―小山商店;木村賀衛、印丸佐知雄―味ノマチダヤ ほか)
第5章 文明の酒から文化の酒へ(竹内義治―ナインリーヴズ蒸留所;池上知恵子、柴田豊一郎―ココ・ファーム・ワイナリー ほか)
著者等紹介
小坂剛[コサカタケシ]
社会福祉法人「読売光と愛の事業団」総務部長。読売新聞で秋田支局、社会部、メディア局、クロスメディア部の記者を経て現職。酒どころの新潟県生まれ。酒のジャンルを問わず鯨飲してきたが、東京・下町を担当したときに居酒屋巡りにはまった。吉田類さん、太田和彦さん、鷲田清一さん、吉永みち子さんら、お酒や人生の達人と過ごした居酒屋での時間をまとめた「あの人と、『酒都』放浪日本一ぜいたくな酒場めぐり」(中央公論新社)を執筆。その後、酒から英国の社会や文化を考える「酒場天国イギリス 英国文化を味わい尽くす」(同)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nakopapa
1
お酒造りや酒場の話。美味しいお酒を作りたい、届けたいと思いのこもった話だった。電子書籍で見て写真の解像度がイマイチだったのが残念。2023/06/27
コオロ
0
我々呑兵衛が口にするお酒には、当然売る人や作る人がいるわけで、これはそんな「お酒でおもしろいことをしている人たち」にフォーカスを当てた取材本。だがそれは、楽しい話だけではなく、近年ではコロナ禍、古くは戦時下の酒税法などの「酒の受難」に立ち向かった苦労話でもある。吐くまで飲みたくなったときは、この本のことを思い出して、悪酔いをぐっと堪える。そんな人間に私はなりたい。無理かな……。2024/02/20