内容説明
あの、ピカソやノーベルにも、ノーベル平和賞のマータイさんやマララさんにも、ジャン・ジオノの創作した名作『木を植えた男』の主人公にも。118人の地球の子どもたちが、世界中の大人たちへ手紙を書いた。
目次
第1章 地球はかぜをひいている(アラスカ・シシュマレフの女子小学生のきみへ;アラスカのセイウチくんへ;大自然さんへ ほか)
第2章 わたしは考える星です(世界中の子どもたちへ;まだ会ったことがない人たちへ;地球の子どもたちへ ほか)
第3章 笑う、生きる、夢をみる(ぼくの美しいアナベルへ;愛のキューピッドさんへ;恋人たちへ ほか)
著者等紹介
セール,アラン[セール,アラン] [Serres,Alain]
1956年、フランスのビアリッツに生まれる。児童書ライター、絵本作家。編集ディレクターとしても活躍する。元幼稚園教師で幼児絵本から伝記・ノンフィクション物語など子どもの本に多く関わる
コルヴェジエ,ローラン[コルヴェジエ,ローラン] [Corvaisier,Laurent]
1964年、フランスのル・アーヴルに生まれる。画家、イラストレーター、絵本作家。フランス国立の装飾美術学校に学び、彫刻とイラストレーションを専攻する。創作活動とともに、現在は母校教授として教壇にも立つ。ボローニャ国際絵本原画展の審査員もつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
14
間違ってはいないんだよ、誰も。でもそうじゃない。その意見の言い方では世界が変わらない。だって変わっていないだろ?世界はだんだん悪くなってるし、それはしょうがない。どうしたい?私はこのままでも構わない。だってしょうがない。私には変える気がない。だって無理だもの。世界を動かすなら動かせる範囲に留めるべきだって学んだから。私には変えられない。残念ながら。もし貴方ができるならお願い。もっとよりよい世界に変えてほしい。私の変わりに。2018/02/23
白としろ
1
118人の地球の子どもたちが、世界中の大人たちへ手紙を書きました。地球はかぜをひいている。わたしは考える星です。笑う、生きる、夢をみる。2025/01/05
のんたろう
1
フランスの小中学生たちがワークショップの中で書いた大人たちへの手紙をまとめた本。大人顔負けの鋭い意見を述べたものから、子どもらしくほほえましいものまで、内容は様々だが子どもたちはみんなまっすぐ。大人になると忘れちゃうのかなぁ。2019/11/24