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内容説明
ゴヤはあふれんばかりの才能と強い出世欲を原動力としてスペインの宮廷画家となった。プロの画家として、多くの権力者たちの、よく知られている肖像画を多数描いた。その一方で、個人的な作品では空想や自己表現を追求して、だいたんでモダンな作品を生み出していった。
目次
最初の近代人
有名になる
タペストリーの下絵描き
王立アカデミー
自画像
王室づきの画家
別世界
女公爵と「マハ」
魔女と悪霊
『ロス・カプリーチョス』〔ほか〕
著者等紹介
ロケット,ポール[ロケット,ポール] [Rockett,Paul]
イギリスのエクセター大学にて美術史や文学を学ぶ。写真・編集の仕事を通して、児童書の制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
堀田善衛のゴヤを読んでからどうにもゴヤが気になる。本書はフルカラーでゴヤが先人から受けた影響、後の画家たちに与えた影響を比べて見れるのが良い。超有名作「裸のマハ」や「我が子を食らうサトゥルヌス」は子供向けの絵本では掲載NGだったのかな。2021/09/25
カエル軍曹
2
こないだ、多くのゴヤの作品を観る機会があり、その巧みで、かつ多芸な画風に感動。この本は子供向けに書かれた入門書のようで、「着衣のマハ」は出てきても、「裸のマハ」は文字しか出てこない(笑)。個人的にはタペストリーシリーズの「日傘」とか、「小さな巨人」などの、のどかな雰囲気が好きだ。2019/09/16