内容説明
OLから和紙職人の世界へ飛び込んで25年。“天職”とは、生涯をかけて取り組もうと決心すること。腹の庭からのパッションと覚悟があれば未来を動かせる。既成概念に縛られないからこそ、和紙の新境地を切り開いた堀木エリ子は、伝統を未来につなぐソリストである。
目次
第1章 和紙との運命的出会い(実学からの出発という選択;ディスコで出会ったご老人 ほか)
第2章 パッションと人の導きが道を拓く(夢の扉を開いた初の展覧会;気がつけば三千万円もの赤字に ほか)
第3章 さらなる新しい和紙への挑戦(白い紙は神に通じる;福井と京都の技法の違い ほか)
第4章 革新が伝統に命を吹き込む(膨大な「革新」の集積が「伝統」となる;伝統産業を革新へと捉え直すには ほか)
第5章 私の生き方の流儀(日々の思考があっていまの自分がある;五感を研ぎ澄ます ほか)
著者等紹介
堀木エリ子[ホリキエリコ]
和紙作家。1962年京都生まれ。高校卒業後、住友銀行を経て、1987年小田章株式会社に入社、呉服問屋の和紙部門としてSHIMUSを設立し、2000年株式会社堀木エリ子&アソシエイツ設立。「建築空間に生きる和紙造形の創造」をテーマに、2700×2100mmを基本サイズとしたオリジナル和紙を制作。和紙インテリアアートの企画・制作から施工までを手掛ける。近年の作品は「東京ミッドタウン」「パシフィコ横浜」「在日フランス大使館 大使公邸」「成田国際空港第一ターミナル到着ロビー」のアートワークの他、N.Y.カーネギーホールでの「ヨーヨー・マ・シルクロードプロジェクト」の舞台美術等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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