内容説明
日本のかたちは自然とアートが魂を媒体として生活に融合しているスタイルから生まれた。本書は、日本人の魂の器と言われた漆の器と日本人の関係を解き、忘れられていた日本のかたちを明らかにする。
目次
第1章 魂の器を持つ国(漆の国発見;魂の器の始原;漆器は国民の器)
第2章 なぜ、日本人は漆に魅了されたのか(漆と日本人;漆の不思議)
第3章 なぜ、輪島に輪島塗があるのか(日本の漆器産地と輪島塗;起業精神と塗師屋の誕生;塗師屋の美学)
第4章 よみがえる日本のかたち(生活文化と日本のかたち;よみがえる日本の生活文化;蕪村の連景)
附 日常の漆器との接し方(漆器の鑑賞法;漆のコーディネート;使用自在;日常の器の扱い方)
著者等紹介
中室勝郎[ナカムロカツロウ]
漆芸プロデューサー。文化年間創業の輪島屋善仁八代目当主。昭和58年に日本初の漆器のデザイン会社や漆の空間「漆サロン花ぬり」を開設。平成2年には、明治の町屋「塗師の家」を復元し、日本で最も美しい漆の町家と専門家に評価される。また、独自に岩手県二戸地方で漆器業界では初めての漆の植林を行うなど、日本漆芸史上最良の物づくりを目指して、技と意匠の制作に全力を尽くしている。その傍ら、日頃の研究を生かし、朝日新聞の風土コラム執筆や、NHK中部地方番組審議会の委員及び副委員長、漆文化に関しての講演を行うなど、精力的な活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




