内容説明
本書では、新しいブラウトシュムックをつくるために、新しいテクニックで、今までとは違うまったく新しい表現をすることを提案しています。そして、透明感があり、軽やかで、浮遊感のある花嫁飾りをテーマにしました。また、植物のシンボル性も考えながらアイデアを出しています。豊富な資材の中から、短時間で大きな効果が演出できるものを選択しています。
目次
1 時代様式をヒントに(生命の木;花嫁のハート;花嫁の花輪;クランツを利用したマンシェッテ ほか)
2 造形要素を生かして(実ものの花嫁の花束;三角形の花嫁の花束;木の花嫁の花束;垂直に流れる花嫁の花束 ほか)
著者等紹介
池田孝二[イケダコウジ]
1948年広島県に生まれる。’67年12月社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称NFD)設立時より参加、トップデザイナーとしてデモンストレーションなど国内外で活動。2001年まで副理事長としてNFDの運営に参加。以後、後進の指導およびデザインの研鑽に専念。’70年より海外に目を向け、国際交流とフラワーデザイン研究のため、スウェーデン、イギリスで学ぶ。さらに、ドイツのフロリストリー理論にいち早く着目し、ポール・ヴェゲナーおよびウルズラ・ヴェゲナー夫妻に師事、我が国における第一人者としてヨーロピアンデザインの研究と普及に尽力。また、若手フラワーデザイナーの育成に力を注ぎ、多くの優秀なデザイナーを排出している。’71年フルールノンノン設立以来、テレビ朝日などテレビの美術部門で活動し、現在に至る
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