目次
フードバリューチェーンの国際的展開
第1部 産業組織・インテグレーション・バリューチェーンへの接近(アメリカ畜産業の寡占化と契約システムの産業組織論からの接近;アメリカ畜産業をめぐるインテグレーションと垂直的調整;アメリカにおける小売業の寡占化と青果物産業の垂直的調整;南米における農畜産業のバリューチェーンの発展)
第2部 日本とEUの小売主導型流通システムと産地の戦略(小売主導型流通システムとチェーン構築;青果物をめぐるブランド戦略と知的財産管理;鶏肉の国際的フードバリューチェーンと国内の契約生産・ブランド戦略;EUにおける野菜流通システムの変化と新たなバリューチェーンの形成;EUにおける青果農協のバリューチェーン対応にみる特徴と示唆;EUの流通システムの革新と生産者・産地組織の再編)
第3部 グローバル・フードバリューチェーンの新展開(グローバル化とフードバリューチェーンの展開;養殖サーモン産業の成長とグローバル展開のプロセス;バナナのグローバル・フードバリューチェーンの構築;清酒の輸出マーケティングとバリューチェーンの形成;輸出緑茶のバリューチェーンと輸出チャネルの選択―ドイツ向け有機緑茶に注目して)
著者等紹介
斎藤修[サイトウオサム]
1951年埼玉県生まれ。千葉大学園芸学部を経て東京大学大学院修了。農学博士。広島大学教授(生物生産学部)を経て、千葉大学大学院教授(園芸学研究科)。現在千葉大学名誉教授・昭和女子大学客員教授。日本フードシステム学会会長(4期8年)を経て顧問。中国フードシステム研究会顧問。農林水産省研究開発法人審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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