持続可能な社会論

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784897323800
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3036

内容説明

切り拓くべき統合的未来社会を「持続可能な社会」と位置づけ、その理論・課題・実現方法を論じる。さらに「能動的で協働的な持続可能な社会」を「共生社会」としてとらえ、その実現のための課題と方法を述べた「共生社会システム学」試論でもある。

目次

第1部 「持続可能な社会」のデザイン(「持続可能な発展」の理念;「持続可能な発展」理念の展開過程;「持続可能な社会」への条件 ほか)
第2部 「持続可能な社会」実現のための課題(持続可能性の確保の課題;科学技術と経済の課題;社会に不可欠な「持続可能な農林業」の課題 ほか)
第3部 「持続可能な社会」実現の方法(パラダイム転換の意義;「共生」理念の措定;「共生」への契機 ほか)

著者等紹介

矢口芳生[ヤグチヨシオ]
1952年栃木県生まれ。1981年東京大学大学院修了、農学博士。国立国会図書館、東京農工大学大学院教授(共生科学技術研究院)を経て、2009年国立国会図書館・専門調査員、2013年同館専門調査員退任。福知山公立大学教授(地域経営学部)、早稲田大学・招聘研究員。農政審議会専門委員、農林水産統計観測審議会委員、食料・農業・農村政策審議会臨時委員、北海道大学・東京大学・名古屋大学等の非常勤講師、等を務める。1983年日本農業経済学会賞、1994年NIRA政策研究・東畑記念賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

26
住民・市民の手により「ローカル・アジェンダ」(地域戦略・目標)をつくり、十分なコミュニケーションのもと協働、点検、見直しの積み重ね。理論・知識の習得、批判的に物事や社会をみる視点(評価の基準)の会得も必要。コーディネーター、マネージャー、リーダーとなる人財も必要となる(ⅱ頁)。「持続可能な社会」は、「経済」が人々の幸福を実現するための社会。科学技術を活かし、自然や環境が不可逆的な損失を蒙らない範囲内において経済活動を行い、成果を、南北衡平・世代間衡平等の社会的衡平、福利・厚生の質の向上につなげる(3頁)。2018/08/18

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