目次
第１章 農業・農村をめぐる問題と新規就農支援
第２章 新規就農の動向と支援の特徴
第３章 農業法人で技術を磨いた新規参入者に対する就農支援
第４章 産地維持を目指す農協や農業者グループの新規参入支援
第５章 中山間地域の農村維持と新規就農支援
第６章 産地と地域社会を維持する新規参入支援
第７章 総括と展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
20
中山間地域の後退の問題は、産地の維持・存続どころか、地域農業の維持、社会の存続のために必要な担い手＝一定数の人口の確保に重点をおいている （５頁）のが現状。増田寛也氏の『地方消滅』中公新書を新刊棚でみたが、 これと共に、撤退の農村計画と合わせて、ネガティヴ発想を乗り越える小田切徳美教授の田園回帰の動向を追うことも求められるのが現局面。坂内久先生の第５章は中山間の玉稿。長野県のリンゴ栽培へ新規参入したケースを紹介、分析される。 2014/08/23
