内容説明
著者の五十有余年にわたるジャーナリストとしての豊富な知識と体験を基に、平成という時代の風を視・観・察の冷徹な眼で洞察し、知識として学び、未来に知恵として生かす物の考え方を示唆した珠玉の書。
目次
第１部 「視」＝時流を見る（「脱米入亜」への疑問；金利ゼロの世界；巨大産業と与論 ほか）
第２部 「観」＝時流を対比・分析（日本大国論、小国論；リスク白書の投げた波紋；「買ってはいけない」本について ほか）
第３部 「察」＝時流を判断する（国家像の統一は必要か；イラク戦争、日本と孤独な保安官；ペリー来航百五十周年 ほか）
著者等紹介
田中洋之助［タナカヨウノスケ］
大正１１年、東京都に生まれる。昭和２２年９月、慶應義塾大学経済学部を卒業、毎日新聞社に入社。同社経済部長、論説委員を経て現在は総合政策研究会理事長、産業情報研究会会長、アジア調査会理事など。この間、ＮＨＫ解説委員、通産省電気事業審議会委員、同石炭鉱業審議会委員、運輸省運輸政策審議会委員、同海運造船審議会委員、同航空審議会委員、建設省河川審議会委員をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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