内容説明
20世紀日本近代文学の空白を埋める新機軸のアンソロジー。
目次
創作―小説・戯曲・児童文学(ある山の寺(田山花袋)
囚はれ(豊島与志雄)
父の婚礼(上司小剣)
柿二つ(抄)(高浜虚子)
夏すがた(永井荷風) ほか)
評論―評論・随筆・記録(問題文芸の提起(中村星湖)
芸術の弱小(島村抱月)
鈍らされた生活(中村孤月)
問題文芸論
問題文芸の意義、価値及び形式(内藤濯ほか) ほか)
詩歌―詩・短歌・俳句(岩野泡鳴;児玉花外;山村暮鳥;北原白秋;加藤介春 ほか)
著者等紹介
豊島与志雄[トヨシマヨシオ]
1890.11.27~1955.6.18。小説家。福岡県出身。東京帝国大学仏文科卒。『生あらば』『野ざらし』
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