禁ドン！

著者名：立沢直也【著】

竹書房（2015/10発売）

• ISBN：9784091792617

内容説明

主な登場人物／星野ルナ・天王寺ケン（熱烈に愛し合うふたりだが、その愛が過激すぎて……）、おじいちゃん（特技は口からなんでも出してしまうこと。例えばゴキブリとか、ネズミとか……）、しづえ・ヒサ子（神埼家の嫁と姑。日に日にイビリはエスカレートし、ついに……）、てるみ（貧苦の母子家庭に育ちながらも、素直にまっすぐにすくすく育つが……）、原田先生（熱血先生。この先生あるところに血ありき……）※……としたところはあまりの過激さに自粛した部分です。本編でお楽しみください。見開き海水浴写真、ほのぼのするぬりえコーナー、あまりの過激さに４コマにカットされてしまった作品２作の８コマ版を収録。代表的な４コマ作品の「予告篇」が見られる「禁ドン！」独特のスタイルはPART２から始まった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[HANA]

スピリッツ連載時から読んでいたのだが、どの話もインパクトがありすぎて今でもありありと思い出すことが出来る漫画。現在だとどう転んでも連載不可能な内容ばかりで、読んでいるこちらとしても、もう笑うしかない状態。ただその笑いも引き攣ったような笑いになってるだろうけど。内容は兎に角ブラック＆ブラック。血や内臓が出ない回は無く、生命や倫理？何それ？食い物すか？的な調子で展開される話は読んでいていっそ爽快感さえ覚えるなあ。あと電子書籍で読んだのだけど、カバー裏は無いのね。あまりにも強烈すぎるからもう一度見たいのだけど。

2020/09/11

[こら]

読友さんにあなたならば！とオススメされた(どういう選考基準か分からないのが残念です…)本。ブラックユーモア＆スプラッターのマシンガン！とりあえず本棚の奥の見えないとこにしまわねば。

2021/05/11

[たまきら]

今だったらかなり問題になりそうな。でも、普通に青年誌の一四コマ漫画だったんですよね。こんな単行本が書庫の奥から出てくるのもすごいな。娘が見る前に片付けよう。

2017/06/30

[unknown]

3コマ4コマ目でとにかく人が死ぬ。血と臓物を撒き散らして死ぬ。人間だけで250人以上死ぬ。老若男女問わず死ぬ。ドぎついブラックユーモア塗れのスプラッタ＆ヴァイオレンス4コマギャグ漫画。もー、容赦がない。不健全過ぎてある種の痛快さすら感じる。小学生の頃、リアルタイムでスピリッツでの連載を読んで数々のトラウマを植えつけられたクチで、久々に読み返してみたけど、やっぱりこの不条理極まりない視覚的な毒物っぷりは微塵も色褪せていない。後期の連載分が収録されてない？ようなので、限りなく望み薄ながら完全版を切望する次第。

2013/03/02

[karatte]

懐かしかった～。他の作品も読んでみようかな。

2013/03/10