出版社内容情報
要所要所の筆使い・構図・登場人物や衣装・作家の生涯や時代背景など、名画に隠されているさまざまな要素を詳細に解説。さらに細部拡大図版により重要ポイントを指摘。索引・用語解説も付いた格好の美術入門書。 構図・登場人物・作家の生涯や背景など、名画に隠されている様々な要素を詳細に解説。索引、用語解説を付す。モナリザ/快楽の園/受胎告知/ヴィーナスの誕生/アテネの学堂/女家庭教師/ゲルニカ、等々45作品を収録。
内容説明
ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』からピカソの『ゲルニカ』まで、世界中で愛されている名画を鑑賞するのに必要な全てを取り上げて注釈。失われた美術言語に独自の方法でせまります。画家のテクニックと作品の意図を説明し、わかりにくい主題をときほぐし、謎めいた象徴を解説しました。
目次
絵をじっくりと見てみよう
傑作の条件とは何か?
ジオット―東方三博士の礼拝
フラ・アンジェリコ―受胎告知
ファン・エイク―アルノルフィーニ夫妻の結婚
ファン・デル・ウェイデン―十字架降下
ピエロ―キリストの洗礼
ウッチェロ―サン・ロマーノの戦い
ボッティチェリ―ヴィーナスの誕生
ボス―快楽の園〔ほか〕
著者等紹介
カミング,ロバート[Cumming,Robert]
ロバート・カミングはクリスティーズ・エデュケーション会長。ケンブリッジ大学で法律と美術史を学び、テート・ギャラリーの教育部門を経て、1978年クリスティーズ入社。最初の美術教育講座を始めた。そして、クリスティーズが、ロンドン、スコットランド、ニューヨーク、パリ、オーストラリアなどでの講座によって、美術・装飾に関する国際プログラムの指導的立場へと発展していく姿を見守ってきた。彼の著書はいくつかの国際的な賞を受賞している。本書の姉妹編である『世界名画の謎《作品編》』もある
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