著者等紹介
池田茂光[イケダシゲミツ]
『山を祭る人々』で樋口一葉記念第二十二回やまなし文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hase45
1
★★★★☆ 地元の文学賞を取った作品だけに、モデルとなった集落の状況がよく分かる。どうしても明るい未来はイメージできないよね。2024/08/11
skk1206
1
2014年、第22回やまなし文学賞受賞作。70歳が若手という超高齢&過疎の村、大野町横山地区のある半年。「限界集落は言っちゃあだめずら。他所の者が言うのはかってだけんど、俺たちが自分で言っちゃあだめだと思うぞ。」(68.12-13)という喝に胸が熱くなるが、きっと全員知っているのだ、この竜神祭りが、この村の最後の祭りになるであろうことを。これからの未来を見据えて子どもを連れて海外赴任するという息子の話に、「限界集落」になるのは横山だけでなく、日本そのものもそうなのではないか、と思い至ってひやっとする。2019/01/13
うんの
1
今年の夏は地元の神社で行事に参加しなければならないのだ。2015/02/05




