感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
66
今は心霊スポットで有名になっちゃってますが。 かなりマニアック。 行ってすぐ読めばよかったんだけど、積読で、地形をだいぶ忘れてしまった。 この城特有の、石落とし場、どんなだったかな。 TV”天地人”の頃の本なので、直江兼続とのことがかなり書いてある。 攻め手の中にいたらしいが、八王子城ですぐイメージされる人ではない。 2022/10/16
roatsu
12
八王子城の巧妙な縄張り、天正18年の凄惨な死闘と悲運の城主・北条氏照公への熱い思いが溢れる。コンパクトながら一冊で実に多くの事実が理解できる。特に当日の月齢や気象、豊臣方の侵攻速度まで正確に検証した戦闘の推移と発掘や踏査から明らかにした往時の縄張図は素晴らしい。同城を訪ねた際、本書を持ってうろうろしているところを著者のご友人で長く保存活動に携わったお爺様が見て声をかけてくれ、あちこち木々に埋もれた貴重な遺構を案内してくれた。そうした出会いも繋いでくれた良き一冊。八王子城哀歌には思わず目頭が熱くなる。2016/10/16
へろへろ
1
東京にこんなに魅力的な山城があったとは!縄張図なども詳細で、これを片手に現地を歩きたいです・・・が、むやみに山中に分け入ると迷子になります。2009/10/27
夢現
0
よく城で売られている様な教材本だと思う。八王子城の戦いの経過を知ることは出来る。大河ドラマを意識してだろうが、直江兼続がやたらと出てくるのは違和感を感じてしまう。この手の本は、お城へ足を運んで内容を見てから買ったほうがいいでしょう。この本が実際に売っているかどうかは知りません。2014/09/28
一城別郭
0
八王子城の縄張りがこと細かに書いてあります。八王子城攻めする時にはぜひ持って行きたい一冊。でもこの本の通りに見て廻るとまる4日かかる事になります。2010/07/29