山本武彦著作選集
山本武彦著作選集〈4〉輸出管理・経済制裁

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784909970053
  • NDC分類 678.15
  • Cコード C0031

目次

対共産圏輸出統制政策の展開と構造―ココム規制の強化・緩和の政治的力学をめぐって
ココム もう一つの技術摩擦―非公式な「紳士協定」の存在理由
腐食化するココム体制―内部矛盾で覆われた経済冷戦組織
対ソ経済制裁をめぐる西側世界内部の矛盾―ココム体制下の矛盾を中心として
ソ連圏に対する高度技術禁輸をめぐる対立と協調―米国の政策変化と同盟諸国の対応からみて
ココム強化に執念燃やすレーガン米政権―次の標的は“対ソ高度技術流出の温床”日本
「高度技術流出」と日本
ココム体制強化の動向と内部矛盾
INF合意後の経済的デタントの行方
ココム規制違反事件を通してみた国際政治
ココム規制違反事件を通してみた国際政治
偽善の米ココム戦略にモノいわぬ日本
東芝機事件とココム体制強化―技術安全保障の視点から
東西経済関係をめぐるNATO体制内の協調と対立―金融と技術の安全保障を中心に
変貌するココム体制
国際輸出管理レジームの再編
新ココム体制もジレンマに直面する―加盟国間の「対立劇」は繰り返されよう
戦後経済冷戦の深化と日本外交―経済「封じ込め」網の形成力学をめぐって
経済制裁と「安全保障のジレンマ」
国連の対北朝鮮経済制裁はなぜ成功しないか―国連経済制裁の限界に関する一研究

著者等紹介

山本武彦[ヤマモトタケヒコ]
博士・政治学。1943年大阪府三島郡三宅村(現・茨木市)に生まれる。1962年大阪府立春日丘高等学校卒業。1966年早稲田大学第一政治経済学部卒業。1968年早稲田大学大学院政治学研究科国際政治専修、修士課程修了。1968年国立国会図書館入館。1988年国立国会図書館調査立法考査局調査員・主査、依願退職。1988年静岡県立大学国際関係学部教授就任。1991年静岡県立大学国際関係学部教授、依願退職。1991年早稲田大学政治経済学部、同大学院政治学研究科教授就任。2003年ストックホルム経済大学客員教授。2005年オックスフォード大学ウォルフソン・カレッジ客員研究員。2005日米安全保障貿易学会会長(~2007年)。2008年ハーバード大学ケネディ・スクール、ベルファー・センター研究員(~2009年)。2012年グローバル・ガバナンス学会会長(~2014年)。2014年早稲田大学政治経済学術院教授、定年退職。この間、早稲田大学理工学部(1982年‐1991年)、東洋英和女学院短期大学(1988‐1994年)、法政大学法学部(1988年‐1994年)、東京大学教養学部(1991年‐1995年)、立命館大学政策科学部(2014年‐2018年)にて非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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