内容説明
本書はバイオ実験をするのに必要な基礎知識や、実験のコツを「超」基本から解説しました。バイオ実験の初級者、中級者も突き当たる「なぜ?」「どうしよう…」にお答えできるお奨めの1冊です!Q&A方式であなたの疑問に、即お答えします。
目次
第1章 実験室に入る前の心がまえ(知っておきたい研究室のメンバー構成とルール;あなたは大丈夫?研究室での服装、ふるまい;スムーズな意思伝達のコツをつかめ!;大事な検体、どう扱う?;研究室をとりまく環境)
第2章 実験前に知っておくべき知識・考え方(回り道しないためのバイオ実験の考え方;実験のための最低限の数学・化学の知識;DNA解析、RNA解析の基礎知識;バイオ実験の勉強方法)
第3章 遺伝子実験操作のコツ(1人前になるための試薬調製・試薬管理のコツ;コンタミにさよなら!滅菌方法、無菌操作のコツ;目からウロコの遺伝子実験必須テクニック)
ゲノム関連最速キーワード解説(ゲノム科学;遺伝子解析基盤技術;よく用いられる遺伝子解析技術;さまざまな自動化機器;遺伝子医療と教育)
著者等紹介
大藤道衛[オオトウミチエイ]
1957年2月8日生(神奈川県)。東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科常勤講師。千葉大学園芸学部農芸化学科卒業、医学博士(東京医科歯科大学医学部)、上級バイオ技術認定(日本バイオ技術教育学会)。7年間の製薬企業勤務の後、現職(教員歴13年)。専門学校でクローニング技術やPCR、電気泳動など遺伝子解析の基礎技術を指導。また東京医科歯科大学医学部・分子腫瘍医学湯浅保仁教授のグループで、PCRやキャピラリー電気泳動などDNA解析方法を応用した遺伝子診断自動化技術の開発や改良を行う
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