出版社内容情報
《内容》 思考のメカニズムや心の病気のメカニズムなど,今,最もおもしろくエキサイティン グな脳神経研究をわかりやすく解説
内容説明
本書では、個体レベルでの脳研究で最もエキサイティングな点について専門家が語っている。また、個体レベルと分子レベルをつなぐ情報の流れを解説し、心の問題を分子メカニズムからアプローチする最新の方法の紹介として、とくにヒトの認知機能に関連する問題について一章を割いている。
目次
概論 これからの脳と神経の研究方向
第1章 思考のメカニズム(脳の構造と機能;情動を司る脳―情動と化学物質の関連 ほか)
第2章 脳の機能を担うシグナル伝達メカニズム(神経伝達物質の代謝と作用機構―神経ペプチドを中心として;神経系の生理―膜電位変化の発生機構とイオンチャネル ほか)
第3章 遺伝子の異常による心の病気のメカニズム(脳の発達障害;コンフォメーション病―神経変性疾患の新しい考え方 ほか)