内容説明
ここまで現実になった臨床応用!“遺伝子治療”はいまや世界中で約4,000人に行われる現実の医療となってきた。AAV・レンチウイルスベクターなど注目のベクターの導入法や、国内や海外における臨床研究の現況を第一線の執筆陣が解説。臨床医必読の情報を満載。
目次
概論 遺伝子治療研究の現状と将来
第1章 主要ベクターの特徴と開発(アデノウイルスベクター;レトロウイルスベクター・アデノ随伴ウイルスベクター;非ウイルスベクター;制限増殖アデノウイルスベクター)
第2章 臨床における現状と今後の展望(免疫不全症に対する遺伝子治療;腎癌に対するGM‐CSF遺伝子治療;p53遺伝子を用いた肺癌の遺伝子治療;脳腫瘍に対する遺伝子治療;血管における遺伝子治療;遺伝子治療臨床研究の今後の展開)
第3章 遺伝子治療のトピックス(霊長類を用いた遺伝子治療研究の最前線;米国の遺伝子治療研究のトピックス)
著者等紹介
谷憲三朗[タニケンザブロウ]
東京大学医科学研究所先端医療研究センター分子療法研究分野
浅野茂隆[アサノシゲタカ]
東京大学医科学研究所先端医療研究センター分子療法研究分野
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