出版社内容情報
光の魔術師といわれるフェルメールは35枚の絵を残して、43歳でこの世を去りました。謎めいた人生を絵本でつづります。オランダの地方都市デルフトに生まれ、43歳でなくなった画家ヤン・フェルメール。フェルメールの人生は、いまでもよく分かっていません。だれに、絵を習ったのか?絵のモデルはだれなのか? どんな暮らしをしていたのか?
今のこっているのは、わずかな記録とフェルメールが描いた35枚の絵だけ。35枚の絵には、フェルメールの生きたあかしがいっぱい詰まっていて、私たちのしらないフェルメールのひみつをそっとおしえてくれています。ようこそ、フェルメールの世界へ。
キアーラ・ロッサーニ[キアーラロッサーニ]
著・文・その他
アンドレア・アレマンノ[アンドレアアレマンノ]
イラスト
結城昌子[ユウキマサコ]
翻訳
内容説明
気高さを感じる青の美しさ。圧倒的な静けさ。描かれた小物に漂う東洋の香り。輝く光の粒。それらの魅力をちりばめながら、フェルメールは名もない普通の人々のありふれた日常を、かけがえのない特別なものに変えたのです。フェルメールの世界へようこそ!アートな絵本シリーズ第11弾。
著者等紹介
ロッサーニ,キアーラ[ロッサーニ,キアーラ] [Lossani,Chiara]
1954年生まれ。ミラノ大学で外国文学を学ぶ。1982年よりミラノ近郊の公共図書館の館長を務め、1995年より小説や児童文学を執筆する
アレマンノ,アンドレア[アレマンノ,アンドレア] [Alemanno,Andrea]
イタリア生まれ。子ども時代をあちこちの都市で過ごすが、常に絵を描き続けた。30年後の今でも、デジタルな世界に伝統的なタッチを取り入れ、アート作品に命を吹き込んでいる。最初の絵本“Barchetta”は、2013年の“Premio Letteratura Ragazzi di Cento”にノミネートされ、第3位を受賞した。現在、イタリア国内外において、国際的に仕事をしている
結城昌子[ユウキマサコ]
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、エッセイスト。1993年以降、子どものためのアート絵本の企画、制作をきっかけに子どもとアートをつなぐ活動を開始。「名画に挑戦」と銘打ったオリジナルのワークショップや講演、そのほか小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞、久留島武彦文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
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