出版社内容情報
《内容》 今,有効な癌治療法になりうるとの期待のもと血管新生研究が臨床においても注目されている.本書では血管新生の基礎研究から話題の治療法までの,最新知見を交えつつ丁寧に解説する.
目次
1 血管系の発生(血管を構築する細胞の発生;VEGFとその受容体 ほか)
2 成熟個体における血管新生(血管新生の調節因子―促進因子と抑制因子;内皮細胞の特性 ほか)
3 血管新生と病態(腫瘍血管新生の意義とその関連因子;チミジンホスホリラーゼと血管新生 ほか)
4 抗血管新生療法(血管新生抑制剤の開発の現状;抗血管新生療法‐遺伝子療法の開発 ほか)