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内容説明
いったい「香り」は、いつ・どこで・どのように使い始められ、用いられてきたのか。古今東西の膨大な資料を基に展開される、紀元前から近代までの「香り・香料」の歴史。
目次
古代の香料(最初の花園;古代文明民族が用いた香料;ペルシア人とアラビア人の香料 ほか)
中世・近世の香料(ロンドンの香料商;イタリアとフランスの香料技術;フランスの賦香手袋 ほか)
香料雑記(香料のつくり方;動物の分泌物から採る香分;人工合成香料 ほか)
著者等紹介
駒崎雄司[コマザキユウジ]
1929年、千葉県市川市に生まれる。1952年に早稲田大学第一文学部英文科を卒業後、松竹株式会社に勤務。外国映画の宣伝・製作・輸入業務を行うかたわら、映画関係の雑誌に執筆。1967年に退社。以後主としてファッション、音楽、映画関係の翻訳に従事して現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
千景
3
古代から使われてきた香水の原料の歴史。ペルシアやアラビア、ギリシア、ロンドン、フランス…また、匂いの生理学と心理学について。 香りの女王はバラ、と言わんばかりにバラの記述が多かった。それだけ虜にしてきたのね。他にも麝香やシナモンなどの香りをどう抽出し、どのように保存され、どのような意図を持って使われてきたのかが丁寧に紐解かれていた。挿絵も多くわかりやすい! 個人的にバラの香りは苦手なんですけど、それでもそれだけの魅力に溢れているのだなというのが伝わってきました。満足です!2020/03/09
いなお
1
作者についてあまりよくわかっていないことがちょっと面白かった。なんか内容古いな?と思ったらやっぱりそのようだった。興味深い。2020/07/29
カコ
1
訳文調で所々話の脈絡が分からなかったりするが、様々な地域で使われる様々な香料について情報を集めた本なので、別に困ることでもない。香料や化粧、生活習慣についての雑学的知識が面白かった。2011/03/20




