内容説明
ベストセラー『利己的な遺伝子』をはじめ科学啓蒙書の良書を長年翻訳してきた著者が、あまたの憂うべき誤訳・迷訳の中から、49の重要翻訳語に注目。誤りの原因を丹念に調べ、現状の混乱ぶりを描き出す一方、翻訳の現場から生まれた秀逸な新訳語を提案する。
目次
1章 イヌも歩けば誤訳にあたる
2章 草木もなびく誤りへの道
3章 人と自然を取り巻く闇
4章 こんな訳語に誰がした
5章 進化論をめぐる思い違い
6章 心理学用語の憂鬱
7章 生物学用語の正しい使い方
8章 悩ましきカタカナ語
著者等紹介
垂水雄二[タルミユウジ]
1942年、大阪生まれ。翻訳家。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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