内容説明
生誕300年を迎えた「植物学の父」リンネのオランダ留学事情や支援者たちとの交流をたどり、クリフォート邸やシーボルトの足跡を訪ねて時の栄華をしのび、散策路で出会う植物に人とのかかわりを想う。植物学者がとらえたオランダの歴史と素顔、その魅力を語り尽くす。
目次
ライデン点描
オランダとリンネ
シーボルトとアジサイ
ライデン大学植物園
ライデンの日本
折々の植物
アメラント島訪問
ダイクと東インド会社―ホラントを訪ねる
フリースラントへ
ワーヘニンヘンからナイメーヘン
オランダの外国マーストリヒト
ハーバリウムにて
著者等紹介
大場秀章[オオバヒデアキ]
1943年東京生まれ。理学博士(東京大学)。東京大学名誉教授、同総合研究博物館特任研究員。専門:植物分類学、植物文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。