数の民族誌―世界の数・日本の数

数の民族誌―世界の数・日本の数

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896944334
  • NDC分類 801.5
  • Cコード C0039

内容説明

日本人は数が嫌い?松・竹・梅、上・中・下などの数字を使わない表現を用いるが…諸民族の数とかぞえ方の秘密を探る。

目次

数字の好き嫌い
数を数える
数の不親切
記数法の生い立ち
小数文化と分数文化
分数はなぜ序数か
九九の掛け算
切手十枚か、十枚の切手か
日本語に複数はない?
日本の数詞〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

12
色々な民族の「数の数え方」の違いについて解説している本です。てっきり著者は数学者か民俗学者かと思ったら、元々は武田薬品工業の薬学博士で、この本が出版された1999年当時は武田科学振興財団理事長とのことで、ちょっと意外でした。2017/05/23

IKUNO

2
『数の民族誌』(内林政夫) <八坂書房> 読了です。 読む前は、世界各地の民族がどのように数字を扱っているのか、というのがテーマの作品だと思っていました。 しかし、「世界各地の」とはいかず、ヨーロッパや早くから文明の開けた地域での、数に関する歴史的観点から、数え方や暦などについて述べた作品でした。 ちょっと私の興味とはずれてしまったのですが、上記の観点ではかなり細かく論じていますので、ご興味ある方にはおすすめです。 2015/09/25

しいら

1
時々思う。もし指が六本だったら、数の数え方そのものから数学科学、ありとあらゆるものが変わっていたかもしれんよな。どうして指は五本なんだろうな。2014/01/18

samandabadra

1
数の数え方の文化的な違いが特に勉強になった。それにしてもすごい。2010/10/16

ばのっち

0
3桁区切りの由来の話は少なかった。2017/02/16

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