出版社内容情報
種子島・屋久島から石垣島・西表島・与那国島に至る琉球列島の島々は、生物多様性が高く、人々はそれを基に、地域固有の文化を生み出すことで、その地で暮らしてきた。
1960年代以降、急速に失われていった島々に固有の植物利用の具体例を、地域のお年寄りたちから聞き取り、植物ごとにまとめて収載した、ゲッチョ先生20年間の集大成!!
◆アダン、ガジュマル、シュロ、ソテツなど、取り上げた植物約400種
◆雨乞い、木の精、魚毒、子供のおやつ、洗骨、ヤギの餌など、一般事項を含む全440項目を五十音順に掲載
◆著者による植物のイラスト多数
◆掲載項目の一部
アイ、アオガンピ、アカテツ、アコウ、アダン、雨乞い、アマミザンショウ、アワ、イジュ、ウジルカンダ、オオタニワタリ類、オオハマボウ、お盆のお供え、ガジュマル、門松、キダチトウガラシ、木の精、魚毒、クロツグ、クワズイモ、ゲットウ、建築材、コシダ、子供のおやつ、酒づくり、サツマイモ、サトウキビの絞り滓、シークヮーサー、シマグワ、シュロ、ススキ、炭焼き、洗骨、ソテツ、ダイズ、ダンチク、田んぼ、デイゴ、デリス、トウツルモドキ、ニシヨモギ、バンジロウ、ビロウ、フクギ、便所、ホルトノキ、薪、虫捕りの木、ムーチー、ヤギの餌、屋根葺き、リュウキュウバショウ、ルリハコベ、ワタ……他
内容説明
種子島・屋久島から石垣島・西表島・与那国島に至る琉球列島の島々は、生物多様性が高く、人々はそれを基に、地域固有の文化を生み出すことで、その地で暮らしてきた。1960年代以降、急速に失われていった島々に固有の植物利用の具体例を、地域のお年寄りたちから聞き取り、植物ごとにまとめて収載した、ゲッチョ先生20年間の集大成!!アダン、ガジュマル、シュロ、ソテツなど、取り上げた植物約400種。雨乞い、魚毒、子供のおやつ、ヤギの餌など、一般事項を含む全440項目を五十音順に掲載。著者による植物のイラスト多数。
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒業。自由の森学園中・高等学校(埼玉県飯能市)の理科教員を経て、2000年に沖縄へ移住。現在、沖縄大学人文学部こども文化学科教授(2019年4月~2022年3月には学長を務める)。ゲッチョ先生の愛称で親しまれ、著作は100冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。